ヤンキース・田中が“自己流”調整貫くワケ

2018年03月05日 16時30分

“自己流”を取り入れている田中(ロイター=USA TODAY Sports)

【フロリダ州タンパ発】ヤンキース田中将大投手(29)は4日(日本時間5日)、ブルペンで25球投げた。2日(同3日)のオープン戦初登板ではカーブと速球に課題を残した。この日のブルペンでも、直球とカーブを投げる際の体の動きを確認しながら丁寧に投げ込んだ。

 メジャー5年目を迎えた今年のキャンプで印象的なのは、“自己流”を取り入れている点だ。対打者にこだわることなく、投球練習での技術向上、課題の克服に重きを置いており、2月20日(同21日)のブルペンで過去最多の72球を投げた。内容的にも直球の角度を意識しながらコースを細かく投げ分けるなど精度向上に努めている。

 ここまで自身のカラーが色濃くなった背景には何があるのか。常に進化を求める田中は昨年、本紙に「この形(プレーオフで見せた投球スタイル)を“続ける”とは言いませんけど」と前置きしながらも、こう語った。「スプリングトレーニングがすごい大事になる。ゲーム(オープン戦)で投げるときも、しっかり自分のテーマを持って。ただ相手を抑えるだけじゃなくて、しっかりと自分のテーマを持って投球していくことが、結局はシーズンにつながるのかなって、初めて今思っています」。この思いを実行している。

 次回登板は7日(同8日)、オープン戦ではなく、実戦形式の投球練習シミュレーション・ゲームの予定だ。