巨人の宮崎春季キャンプで臨時コーチを務めているOBの松井秀喜氏(43=ヤンキースGM特別アドバイザー)が8日、母校・星稜高の後輩に熱視線を送った。くぎ付けとなったのはケース打撃で好投した育成の高木京介(28)だ。打者11人を相手に許した安打性の当たりは1本。野球賭博に関与したとして1年間の失格処分から復帰し、2年ぶりのキャンプ参加で支配下選手登録を目指す後輩左腕に、松井氏は「チームのために元気で頑張ってほしい。それが一番です」。高木も「6日に松井さんが来られた時にあいさつに行き『頑張れよ』と声をかけていただいた。しっかりと調子を上げていく」と目を輝かせた。