ヤンキース田中“後輩”大谷に適応力の重要性をアドバイス

2018年02月01日 11時46分

出発セレモニーで笑顔を見せる田中

 ヤンキース・田中将大投手(29)が1日、羽田空港から渡米した。自宅があるニューヨークで準備を整え、15日(米国時間14日)からスプリングトレーニングが行われるフロリダ州タンパへ向かう。

 搭乗前には日本航空主催の出発セレモニーが行われた。多くの報道陣が詰めかけたが、搭乗口前での開催とあって一般搭乗客も取り囲み、ちょっとした騒ぎに。田中も予想以上の混雑にやや困惑した様子だった。

 コメントを求められた右腕は「こんなふうなセレモニーをしていただけるとは、ちょっと思ってもいなかったので、驚いているんですけども…」と笑みを浮かべながら「また今シーズン、皆さんにいい報告、いいニュースをたくさん届けられるように頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました」とあいさつした。

 その後の囲み取材では、この日成田空港から出国するエンゼルス・大谷翔平(23)に話が及んだ。「メジャーリーガーの先輩としてアドバイスは」と問われた田中は「国も文化も違いますし、いろんなことが違って当たり前だっていう気持ちでいれば、すべてのことが柔軟に対応できると思う。でも、彼に至ってはもうそういうところも持ち合わせているとは思うので、彼ならうまくできると思いますけども…。僕はそれが大事じゃないかなというふうには思います」と、まずは“郷に従う”適応力こそが重要とした。

 2人は4月と5月に対戦する可能性がある。田中は「それはもちろん(楽しみは)あります。4月にいきなり(エンゼルスとの)カードがありますし、どういう(対戦の)形になるかはもちろん分かりませんけども」としながらも「まあでも、そこまで自分がしっかりとその場にいなければ意味がないとは思うので」と表情を引き締めた。

 日本人初の4年連続開幕投手の期待もかかる。現段階では昨年の勝ち頭・セベリーノが有力視されているとあって「今年は、ここ数年のなかでは一番の“強敵”もいますし」と笑いを誘いつつ「狙って調整はしていきたいとは思ってますけども、最終的にはチーム、監督が判断されるので。そこまでしっかりとフレッシュな状態でキャンプを過ごしていければなというふうには思ってます」と4年連続の偉業を見据えた。