【マサチューセッツ州ボストン16日(日本時間17日)発】米スポーツサイトのトレード・ルーモアーズは、「トレード候補として残るトップ60」というタイトルの特集記事を掲載、救援部門でマーリンズの田沢純一投手(31)が挙がった。デレク・ジーター氏ら新オーナー陣の方針により、マーリンズはこのオフに大幅な人件費削減を断行。主軸のスタントン、オズナ、ゴードンをトレードで放出し、残るイエリチ、リアルミュート、それにヤンキースからトレード移籍したカストロまでもが移籍を強く望むなど、チームは解体状態だ。

 今季が2年契約最終年となる田沢の年俸700万ドル(約7億7000万円)はチーム内では高額の部類に入る。遅くとも7月末のトレード期限までには移籍することになりそうだ。