カブス本気だ!ダルビッシュ獲得へ球団社長とGMが出張面談

2017年12月20日 16時30分

ダルビッシュはカブス入りに前進したのか(ロイター=USA TODAY Sports)

【マサチューセッツ州ボストン19日(日本時間20日)発】シカゴ・トリビューン紙(電子版)は、カブスがドジャースからFAになったダルビッシュ有投手(31)の獲得に動いていることについて、「驚き」を報じている。カブスがFAになったサイ・ヤング賞右腕アリエッタとの再契約から、突然、ダルビッシュ獲得に方向転換したからのようで、アリエッタ側の要求額が予想を超えていたのではと推察した。

 2つ目の驚きは、前日18日(同19日)にカブスのエプスタイン球団社長とホイヤーGMが、ダルビッシュの自宅があるテキサス州ダラスに出向き、本人と3時間半以上にわたる面談を行ったこと。エプスタインGMは2016年7月末、米大リーグ機構の許可を得て当時ヤンキースの左腕チャプマンと直接面談し、トレードで獲得。3か月後に108年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げている。状況が違うとはいえ、カブスの本気度がうかがえる。

 ダルビッシュにとって今オフは大型契約を結ぶラストチャンス。1年2500万ドル(約28億円)以上で5~6年契約を見込んでいるとされる。同電子版は「左腕エースのレスター級の6年1億5500万ドル(約174億3000万円)に、2年でオプトアウトできる権利があれば十分なのだろうか?」と投げかけた。

 カブスで日本人の大型契約といえば07年オフの福留孝介外野手(40=現阪神)。4年4800万ドル(約54億円=当時)で獲得したが期待した活躍はできなかった。同電子版はそれを引き合いに出し、懸念を示したが、ダルビッシュはメジャーで実績があることから「福留とは違う」とした。

 また、カブスにも大きなメリットがある。一時は合意間近と伝えられたレイズからFAの右腕コブと違って、シーズン途中で移籍したダルビッシュと契約しても来季のドラフト上位指名権をドジャースに譲渡する必要がないのだ。ダルビッシュは自身のツイッターで「非常にいいミーティングでした」と報告。一気にカブス入りとなるか。