ヤンキース・田中「惜別の涙」疑惑の真相明かす

2017年10月25日 11時30分

去就が注目される田中(ロイター=USA TODAY Sports)

【ニューヨーク発】ヤンキースの田中将大投手(28)が24日(日本時間25日)、メディアの間で持ちきりだった、終戦直後の“疑惑”の真相を本紙に明かした。

 それはアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第7戦に敗れた後に行われた囲み取材でのこと。この1年を振り返った右腕は「このチームでね…今日でこれは終わってしまいましたけど、非常に僕自身もやってていいチームだなと思ってプレーしていましたし、そういうので今日負けて…シーズン終わってしまったってことはすごく残念ですね」とかみ締めるように語った。その目が潤んでいるように見えたことでメディアは“どうした”となったのだ。

 そもそも田中が人前で涙を見せることはないため、「まさか悔し涙では?」となったのだが、ザワついた理由はそれだけではない。田中はシーズン終了後、ヤンキースとの残り3年の契約をオプトアウト(契約破棄)できる権利を持つ立場。仮に権利を行使しFAとなれば移籍の可能性もあるだけに、一部では「惜別の涙では?」ともささやかれた。

 実際はどうなのか。本人に直撃すると、“涙疑惑”を知っていたようで「なんでそうなっているのか、わかんないんですよ!」と切り出し、「泣いてないです。まったく、全然」と完全否定した。田中によれば、試合後に行われた最後のミーティングでは、さすがにグッとくるものがあったそうだが、「囲み(取材)のときには全然、そんなことはなかったですよ。ほんとに。冗談抜きで」と重ねて否定した。

 もっとも日米メディアの田中への最大の関心はオプトアウトするか否か。決断のリミットはワールドシリーズ終了から3日以内だ。