ワイルドカード戦先発のヤンキース・セベリーノ 兄貴分・田中の金言が支え

2017年10月03日 16時30分

【ニューヨーク2日(日本時間3日)発】メジャーのポストシーズンが3日(同4日)のヤンキースとツインズのワイルドカード(WC)ゲームで幕を開ける。この日は両軍の前日練習が行われ、ジラルディ監督はじめ主力選手数人が会見に出席した。なかでも注目が、今季チームトップタイの14勝(6敗)を挙げ、一発勝負のWCゲームの先発を任されたセベリーノだ。心境を聞かれると「緊張はしていない。素晴らしいチームメートがそばにいる。チームもいい雰囲気だ」と笑顔を見せた。

 田中将大投手(28)や、ベテラン左腕サバシアなど、大舞台の経験と実績を持つ投手をおさえて手にした初の大役。今季のエースと評価されていることをどう思うか、と問われると「みんなが自分を信じてくれている。次のステップに行くために、しっかり投げていく」と意気込んだ。

 セベリーノの座右の銘は“兄貴分”でもある田中のアドバイスで帽子に書き込んだ「PACIENCIA(パシエンセ)」。「冷静、落ち着き」という金言をもらったことで、今季は悪癖だったマウンド上での「焦り」を克服、本来の力を出すことができた。「PACIENCIA」を胸に刻み、大一番のマウンドに上がる。

 ヤンキースがツインズを破り、インディアンスとの地区シリーズに進んだ場合、先発が期待される田中はブルペンに入り、30球を投げた。田中のポストシーズン登板は2015年のWCゲームのアストロズ戦1度だけ。先発したものの、2被弾して5回2失点で負け投手になっている。借りを返すためにも“弟分”の勝利を信じている。