田中将大が最終登板ブルージェイズ戦で7回無失点13勝目

2017年09月30日 12時00分

最高のピッチングでレギュラーシーズン最終登板を締めくくった田中(ロイター=USA Today Sports)

【ニューヨーク29日(日本時間30日)発】ヤンキース田中将大投手(28)が、レギュラーシーズン最終登板となるブルージェイズ戦に先発し、13勝目(12敗)を挙げた。立ち上がりから三者連続三振を奪うなど、7回を被安打3、メジャー自己最多の15奪三振、無失点の好投。この投球に、ジラルディ監督もポストシーズンでの先発を示唆した。

 強い気持ちを取り戻した。立ち上がりから三者連続空振り三振。直球、スプリットにキレを感じさせたが、田中はこう言い放った。

「ボールの動きどうこうよりは自分の投げていく姿勢というか。そういうところでアグレッシブな投球ができたと思いますし、いい結果につながったと思います」

 コースへの投げわけというよりも、どんどんストライクを取りにいく。すぐに捕手のサインを求め、テンポよく投げる。捕手のロマインにその意思を伝えていたわけではなかったが「自分がやってきた投球と、ロマインの配球というのが本当にものすごく合致して、リズムが生まれた」という。

 5回二死まで10奪三振のパーフェクト投球。6番のカレラに内野安打を許したが、その直後にスタンドから拍手が沸きあがるほどの快投だった。唯一のピンチは7回、先頭の主砲ドナルドソンに左翼線二塁打を許したが、3番・バティスタをスライダーで空振り三振。続くモラレスを初球スライダーで一ゴロにしとめると、ソーンダースにはこの試合最速152キロの直球を見せてから、141キロのスプリットで15個目の三振を奪って締めくくった。

 試合後、ジラルディ監督はこの日の投球を評価。ワイルドカード争いを勝ち抜いた後に行われる、地区シリーズの1、2戦目のどちらかに先発させる意向を示唆した。田中本人にはまだ知らされていないようだが「自分の任されるとこが何戦目であれ、どこで投げようが自分の仕事をやるだけだと本当に思いますんで」と前を向いた。

 不振に苦しんだメジャー4年目は13勝12敗、防御率4・74という成績で終わった。それでも見事な投球で締めくくっただけに、ポストシーズンでのマウンドを是非とも見たいものだ。