楽天・則本 2大ドキュメント番組が同時密着の“快挙”

2017年09月25日 16時30分

7回、福田(奥)に逆転打を浴びてひざまずく則本

 楽天の則本昂大投手(26)が24日のソフトバンク戦(ヤフオク)で4年連続シーズン200奪三振に到達。野茂英雄(近鉄)が1990~93年に記録して以来、24年ぶり9人目の快挙となったが、右腕はもうひとつの“快挙”も達成していた。

 9個の三振を奪って今季の奪三振数を204に伸ばしたが、味方の失策もあり8回4失点(自責1)で3―4の逆転負け。それでもオリックスが敗れたため4年ぶりのクライマックスシリーズ進出が決まった。

 則本は2014年から3年連続で最多奪三振のタイトルを取り続けているが現在、西武・菊池が208でトップ。則本は「(タイトルを)取ろうが取るまいが勝ちに関係ないので。去年のオフから言っているけど勝つことだけ」と気にするそぶりも見せない。4年連続200奪三振にも「そんなことは関係ない。勝ちたかった」と悔しさをあらわにした。

 そんななか、則本は日本を代表する2つのドキュメンタリー番組の密着を同時に受けていた。4か月間、密着したTBS系「情熱大陸」がこの日の夜、放送され、さらにNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」も密着し現在も取材を続けている。球団関係者は「密着が始まった時に連続2桁奪三振の記録が続いていたこともありましたが、則本の負けず嫌いで感情を表に出すところが野球を普段見ない視聴者からも共感を得られると考えたのでは」と分析する。

 則本が尊敬する田中将大投手(ヤンキース)もすでに両番組で取り上げられており、則本は日本を代表する大投手への道を着実に歩み続けている。