田中 ヤ軍ポストシーズン進出も先発機会なし?

2017年09月25日 11時30分

前回登板で8失点KOされた田中(ロイター=USA TODAY Sports)

【カナダ・トロント24日(日本時間25日)発】ヤンキース・田中将大投手(28)は、グラウンド上で投手陣とストレッチやキャッチボールを行うなど次回登板に備え調整した。前日の試合に勝利しポストシーズン進出を決めたヤンキースだが、この日はブルージェイズに5―9で完敗。首位レッドソックスが勝ったためにゲーム差は5に広がった。レギュラーシーズンは残り7試合で直接対決もなく、地区優勝は絶望的となった。

 田中の今季登板はローテーションでいえばあと1試合。8失点KOされた前回登板の屈辱を晴らす好投で、ポストシーズンへ向け首脳陣にアピールしたいところだが、現状は厳しそうだ。

 試合前に報道陣に対応したジラルディ監督は、今後の先発ローテーションについて見通しを語った。「火曜日、水曜日は(26、27日=同27、28日)セベリーノかモンゴメリーのどちらかになる」と2段構えでスタンバイさせていることを明言。その後「木曜日(28日=同29日)はグレイかな」と続けた。

 ローテーションの順番でいえば、グレイの前は田中だ。グレイは田中が8失点KOされた翌日、6回1失点と試合を作りポストシーズン進出に貢献。“明暗”がはっきり分かれただけに首脳陣は優先順位を変えたかもしれない。

 その後、報道陣の質問でジラルディ監督は「田中もあるかも」と付け加えたものの、背番号19への信頼度低下が浮き彫りになった。

 故障者リストから復帰して以降の田中は6試合で4勝2敗。勝った4試合はいずれも7回以上を投げており、安定感を見せた。一方、負けた2試合は4回0/3で7失点、5回2/3で8失点(自責点7)と大炎上している。レギュラーシーズン最後の登板はいつになるのか。結果次第ではポストシーズンに影響することになるだろう。正念場だ。