ヤンキース“必勝ローテ”田中の次回先発はツインズ戦

2017年09月18日 07時29分

【ニューヨーク17日(日本時間18日)発=佐藤浩一】ヤンキース・田中将大投手(28)の次回先発が、20日(同21日)の本拠地での本拠地ツインズ戦に決定した。この日、ブルペン投球を行った田中は29球を投げ中5日での登板に備えた。

 実は前日の試合後まで、首脳陣は今後の先発ローテーション発表を控えていたが、先発予定だったベテラン左腕サバシアの登板をずらし、別の投手を一枚挟むことが決まった。その背景についてジラルディ監督は、サバシアの古傷である右ヒザの状態が思わしくないことと、このままのローテだと次回登板がヒザに負担のかかる人工芝の球場になるためだと説明した。

 しかし、この先発ローテーション改編にはもう一つの意味合いがある。ポストシーズンを見据えた“必勝ローテ”だ。もし、地区優勝を逃した場合は10月3日(同4日)のワイルドカードでのポストシーズン進出をかけた一発勝負が待っている。ここに今季13勝を挙げ、チーム一の安定感を誇るセベリーノを中4日か中5日を経て先発させることが可能になる。

 ここで勝って10月5日(同6日)、リーグ優勝をかけたディビジョンシリーズ第1戦(全5戦で3勝先取)に進出すれば、シーズンから中4日ペースで田中、コンディションによってはサバシアの登板も可能になる。あらゆる状況にもベストな投手をつぎ込める環境を整備した。

 そうなれば田中の今季登板は多くても3回。当然、すべて勝てば15勝(11敗)で、昨年の14勝を抜きメジャー自己最多勝利数も更新できる。チームはもちろん、田中にとっても大詰めの1週間となる。