ヤンキース・田中 宝刀スライダーの切れ味戻った

2017年09月06日 11時55分

【メリーランド州ボルティモア5日(日本時間6日)発】ヤンキースの田中将大投手(28)は、次回先発が予想される8日(同9日)のレンジャーズ戦に向けてブルペンで28球を投げた。この日は特に右打者への投球を入念に行ったが、打席に入ったロスチャイルド投手コーチは宝刀スライダーのキレを絶賛。何度もうなずいたり、OKサインを出していた。前回の登板では「ボールの動き方自体が不満」と漏らしていたボールだけに、修正はできているようだ。

 前日はオリオールズに快勝し、首位レッドソックスに2.5ゲーム差と迫った。そんな中、この日のクラブハウスは一部で報じられた、レッドソックスの通信機によるサイン盗み疑惑で持ちきりだった。先月のヤンキース戦が対象とあって、ジラルディ監督の会見でも質問が相次いだ。

 指揮官は疑惑そのものを批判することはせず「どのチームも相手より上に立つためにいろいろやっている」と含みを持たせた。一方で「それよりも自らを守ることが大切。我々はキャンプから取り組んできた」と、自己防衛の重要性を強調。ライバル関係への影響は否定した。今回の疑惑が地区優勝を争う両軍にどんな影響を及ぼすか、気になるところだ。