スポーツ専門テレビ局ESPNの電子版は「9月の注目すべきキー・プレーヤー」としてヤンキースの田中将大投手(28)を2位に挙げた。右肩炎症から復帰して2試合で好投し、決め球のスプリットの切れが良くなっているのが要因だ。

 現在ヤ軍はア・リーグ東地区2位でレッドソックスを追いかけ、ワイルドカード・レースでは1位。一発勝負のワイルドカード・ゲームを戦うことになった場合、先発は若手のセベリーノが抜てきされるだろうというのが大方の予想だが、9月の活躍次第で田中がその重責を担うだけでなく逆転地区Vの可能性も見えてくるとした。1位はレッドソックスのヘンリー・ラミレス内野手だった。