タイガース戦乱闘余波 ヤンキース捕手緊急補強

2017年09月01日 12時00分

【ニューヨーク発】ヤンキースの田中将大投手(28)は31日(日本時間1日)、次回登板予定の2日(同3日)のレッドソックス戦に向け調整した。グラウンドでは投手陣と一緒にストレッチ、変化球を交えてのキャッチボールで終えた。軽めの投球でも上半身の連動性を入念にチェックする姿が見られた。

 田中が着々と準備を進める一方で、女房役をめぐりあわただしい動きがあった。この日未明、球団は金銭トレードで、インディアンス傘下3Aのエリク・クラッツ捕手(37)を金銭トレードで獲得したと発表した。今季はメジャーでのプレーはないが、これまで5球団で通算224試合に出場し、120安打で打率2割、24本塁打、73打点。2014年の日米野球に選出された。

 この緊急補強の背景にあるのは、8月24日(同25日)のタイガース戦。暴力的言動で両軍合わせて8人が退場処分となった。サンチェス、ロマイン両捕手も退場となり、それぞれ4試合、2試合の出場停止処分が下された。処分に関しては現在、異議申し立て中で、処分が確定するまでは出場可能だが、両捕手が同時に出場停止となる事態も考えられる。しかも、現在マイナーでプレーしている日系人捕手のヒガシオカも負傷中。それでベテランの獲得に踏み切った。ジラルディ監督は、両捕手の処分が同時適用される可能性は低いとみているが、ゼロではない。田中を含め、投手陣もひと安心といったところだろう。