田中 不安の種はヤ軍主砲の大不振

2017年08月31日 11時30分

【ニューヨーク発】ヤンキースの田中将大投手(28)は30日(日本時間31日)、先発予定の9月2日(同3日)のレッドソックス戦に向けブルペンで26球を投げた。ロスチャイルド投手コーチが左右打席に立ち、ノーワインドアップ↓セットポジションの順で投げ終了するパターンが多いが、この日は最後に再びノーワインドアップに戻しカーブとフォーシームを交互に投じた。より実戦的なブルペンで決戦に備えた。  31日(同9月1日)からのア・リーグ東地区首位を走るレッドソックス4連戦は、ベテラン左腕のサバシア、途中加入のグレイ、田中、チームトップ11勝を挙げているセベリーノの“先発4本柱”をつぎ込む。最後の直接対決を総力戦で臨むが、心配なのがリーグトップ37本塁打を放っている主砲・ジャッジの大不振だ。  7月まで打率3割を維持してきたが、8月に急降下。8月の月間打率は29日(同30日)の時点で1割8分6厘、本塁打もわずか3本で、16日(同17日)のメッツ戦を最後に音なしだ。持ち前の驚異的なパワーは、左肩を痛めた影響もあるのか鳴りを潜めている。  こうした事態を重く見たジラルディ監督は、この日クラブハウスでジャッジと面談したことを明かした。「彼は状態はいいと言っている。ここ2日間、休みを与えたし、その辺は楽観している。(面談では)すべてのことを話し合った。(不振に)苦しんでいるのは肩の影響ではなく、メカニックの問題、と言っていた」と、不振はあくまでも技術的な問題としたが…。29日時点でレッドソックスとは4ゲーム差。最後の直接対決で地区優勝争いに食らいつくことはできるか。ヤンキースにとって正念場だ。