ニューヨーク・ポスト紙は29日(日本時間30日)、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが日本ハムの大谷翔平投手(23)を視察するため日本へ向かったと報じた。大谷が先発する31日のソフトバンク戦(札幌ドーム)を観戦予定だ。「キャッシュマンが日本のスター、大谷をスカウトへ」との見出しで、昨年12月に締結された労使協定により25歳未満の場合に契約金や年俸が抑えられることも言及した。

 同紙は大谷が今季終了後にメジャー移籍を決断し、ヤンキースと契約した場合、インターナショナル・プール・マネーからの契約金は最高で800万ドル(約8億7700万円)とリポートした。

 31日はドジャースなどメジャー10球団以上が訪れるとみられる。大谷争奪戦にヤンキースが加わったことでさらに過熱するのは間違いない。