田中が7回3失点で9勝目 右肩の不安打ち消す快投

2017年08月23日 11時47分

タイガース戦に先発し、好投した田中(ロイター=USA TODAY Sports)

【ミシガン州デトロイト発】右肩炎症で10日間の故障者リスト(DL)から復帰したヤンキースの田中将大投手(28)は22日(日本時間23日)、敵地でのタイガース戦で13日ぶりに先発し、7回を1本塁打を含む6安打3失点、4三振無四球で9勝目(10敗)を挙げた。打者25人に90球投げた。フォーシームの最速150キロ。チームは13―4で大勝した。

 3点のリードをもらって田中は初回のマウンドに上がった。先頭キンズラーはカウント1―2から外角低めの変化球で左飛に仕留めた。続くマトゥックは4球目で三ゴロ。3番アップトンもカウント1―2から外角低めの変化球で三ゴロと12球で三者凡退に片付けた。

 2回は先頭カブレラを2球目のツーシームで右飛。5番カステラノスはカウント1―2からスライダーで浅い中飛に片付け、6番マルティネスはカウント2―2からスプリットで空振り三振。

 味方打線が4点を追加してくれた3回は先頭マキャンに中前打。二死後、1番キンズラーにカウント1―2から真ん中に入ったスライダーを中堅へ適時二塁打されて1点を失った。2番マトゥックは力のあるフォーシームで右飛に仕留め、2点目は許さなかった。

 4回、先頭アップトンはスプリットで空振り三振を奪い、カブレラはスライダーで空振り三振。カステラノスは二ゴロで三者凡退。

 5回は先頭マルティネスを2球で追い込み、3球目のスプリットで見逃し三振。続く、マキャンは中飛、プレスリーは右飛と3人で終えた。

 6回は先頭イグレシアスに遊撃内野安打されたが、続くキンズラーを初球のツーシームで三ゴロ併殺打に打ち取った。マトゥックも初球で右飛。

 しかし、7回に痛恨の被弾。一死後、代打ヒックスに左翼線二塁打されると5番カステラノスが初球の真ん中に甘く入ったスライダーを狙いすましたように流し打ち。高々と上がった打球は右翼席へ飛び込んだ。続く代打ロマインにも三塁線を破られたが、左翼手ガードナーが二塁へ好返球してタッチアウト。マキャンは三ゴロに仕留めた。

 復帰戦で抜群の安定感を披露した。フォーシームのMAXは150キロだったが、詰まる打球が目立った。低めにコントロールしたスライダーはキレが良かった。7回の被弾は余計だったが、まずは満足の投球だろう。次回の登板が楽しみだ。

 田中は9日(同10日)に先発したブルージェイズ戦で4回0/3を3失点で降板。右肩の違和感を訴えていた。12日(同13日)に右肩の炎症でDL入りしていた。