【ミネソタ州ミネアポリス18日(日本時間19日)発】ヤンキースの田中将大投手(28)の次回登板が22日(同23日)に敵地シアトルで行われるマリナーズ戦に決まった。練習後、ロスチャイルド投手コーチが「CC(サバシア)が金曜(21日=同22日)で田中が土曜に投げる」と明言した。

 田中とサバシアは16日(同17日)に行われたレッドソックスとのダブルヘッダーにともに先発した。なぜ田中より8歳年長のサバシアが登板間隔の少ない中4日になったのか。ジラルディ監督はツインズ戦前の会見で「田中の方が(ダブルヘッダーで)球数を投げたから」と説明。1試合目に先発したサバシアは97球で、第2試合の田中は112球投げた。それに加え、サバシアが中4日を好んでいることも影響しただろう。

 中5日になったことで、田中は登板間に多少の余裕を持って課題に取り組むことができる。この日は投手の全体練習を前に三塁側のスタンドで階段の駆け上りを6本こなして汗を流し、その後はキャッチボールと軽い立ち投げで調整した。

 前回登板のレッドソックス戦は8回途中8安打3失点ながら打線の援護がなく後半戦初白星を逃している。マリナーズ戦で8勝目をゲットしたいところだ。