【ニューヨーク14日(日本時間15日)発】ヤンキース・田中将大投手(28)の、GⅠガチ予想。今回はクラシック3冠の第1弾「第77回皐月賞」(16日、中山11R)だ。この日はちょうど登板日にあたるため、登板日前日に予想を依頼した。主役不在といわれるなか、田中が本命に挙げたのは――。

【ヤンキース田中将大のガチ予想】大混戦といわれている今年の皐月賞。それだけに、田中もギリギリまで頭を悩ませた。予想が固まったのは自身の登板前夜のナイター後。本命は⑰ウインブライトだった。

「外枠が成績がいいレースというのと、中山の2000メートルということで、ステイゴールド産駒のこの馬が合いそう。極端な瞬発力勝負にはならないと思うので、しぶとく脚を使って勝つのではないかなと。それに中山は開催最終日なので、芝もある程度荒れていると思いますしね」

 対抗は⑫アメリカズカップ。

「前走(GⅢきさらぎ賞)は、水を含んで重かった芝を克服して勝った。今回有力馬はけっこう差し脚質が多い。マークが薄い中で先行力のあるこの馬が、スルスル行って(好勝負)できるのではないかなと」

 ▲には②スワーヴリチャードをチョイス。

「共同通信杯組は近年かなり勝っているし、もともと力のある馬。こちらも(好走)確率は高いかなと」

 以下、△には⑤レイデオロ、⑥アウトライアーズ、⑧ファンディーナをピックアップ。毎日杯の勝ち内容がいい⑪アルアインを★とした。

 今回大注目されている牝馬ファンディーナの評価は前記の通り押さえの△。「現3歳世代は牝馬の方がレベルが高く、牡馬レベルが低いというのが世間一般の認識ですよね。もしファンディーナが勝てば牝馬では69年ぶりの快挙ではありますが、僕は牡馬が意地を見せるのかなと勝手に思っています」

 久々に本拠地ニューヨークに戻った田中の、2017・皐月賞ガチ予想。

 注目の買い目は…。

「今回も3連単のフォーメーションで。1着欄には⑫アメリカズカップと⑰ウインブライト。2着欄には②、⑪、⑫、⑰。3着欄には②、⑤、⑥、⑧、⑪、⑫、⑰でいきます!」