ダルビッシュ初開幕投手の喜び 手術後2年での大役に「よく帰ってこれた」

2017年03月27日 11時30分

【アリゾナ州サプライズ26日(日本時間27日)】レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)はオープン戦最終登板となる29日(同30日)のロイヤルズ戦に備えてブルペン入り。ツーシームを多めにテンポ良く30球投げ込み、練習後には開幕投手に指名された心境を語った。

 メジャー6年目で初の大役にダルビッシュは「(右ヒジを)手術した時は2年後にそうなると思ってなかったので、よく帰ってこれたなと思います」と感慨深げ。「指名されたということは、やっぱりそれだけ信頼してもらっているということなので、すごく光栄なことだと思います」と喜んだ。2014年は開幕投手に指名されたものの、首の張りで回避し、幻に終わっている。

 公式発表は前日のバニスター監督の会見だが「(監督には)1週間か10日くらい前には言われてましたし、スプリングトレーニングが始まったときに、ある程度はブロケイル(投手コーチ)には言われていたので。本当かどうか分からなかったですけど」と明かす。心の準備はしていたようだ。

 日本では開幕投手を07年から5年連続で務めた(1勝3敗)。「どちらも特別なことだと思いますが、あまり変わらないです」と日米で気持ちの違いはないという。今季はヤンキースの田中の3年連続の開幕投手が決まっており、同じ年に日本人の2投手が大役を任されるのは初だ。「それだけ日本人のピッチャーがこっちで評価されているというふうに思うので、いいことだと思います」と胸を張った。

 ブロケイル投手コーチは今季のダルビッシュに投球回数200回以上を期待する。ダルビッシュは「自分の中である程度目標もあるので、それにちゃんと近づけるように一試合一試合しっかり投げていきたいと思います」と力を込めた。4月3日(同4日)に本拠地で行われるインディアンスとの開幕戦で完全復活への第一歩を踏み出す。