田中 侍Jの劇勝見た「則本はやり返してくれる」

2017年03月13日 11時25分

タイガース戦で勝利投手になった田中(ロイター=USA-Today-Sports)

【フロリダ州タンパ12日(日本時間13日)発】ヤンキースの田中将大投手(28)がまたも貫禄の投球だ。11日(同12日)、オープン戦3度目の登板となるタイガース戦に先発、WBCに出場した主砲カブレラらを欠いた格下のメンバーとはいえ先頭から6者連続三振を奪うなど4回を無安打無失点、7三振無四球で勝利投手となった。打者12人に45球投げ、最速は145キロだった。これで先発3試合、9イニングをいまだ無失点と好調をキープしている。

 初回、先頭ゴースを内角ボールからストライクに切れ込むフロントドアのツーシームで見逃し三振。キレ、変化の良さを察知した田中はツーシームを軸にした配球へシフト。フォーシームは1、2球で、気が付けば6者連続三振を奪っていた。

 マウンドで淡々としていた田中が「理想だった」というのが3回だ。3人に2球ずつ、わずか6球で料理した。4回も危なげなく三者凡退とし、お役御免となった。

 ロスチャイルド投手コーチは「順調に仕上がっている。ツーシームの動きも良かったし、制球も良かったから他の変化球がより生きた。どういうときに(ツーシームを)使えばいいかをわかっているね」と目を細めた。次回登板については明言を避けたが、中5日で17日(同18日)の敵地タイガース戦を示唆した。

 練習前、クラブハウス内のテレビでWBCの侍ジャパン―オランダ戦を観戦。後輩の則本(楽天)が9回に同点に追い付かれたが「あれだけの場面だし、もちろんすぐ(気持ちを)切り替えるのは難しいかもしれないですけど、それを乗り越えてこの大会中やり返してくれると思うので、それは期待してます」とエールを送った。

 13日(同14日)は試合がないため、待望のオフ。休養して次回へ臨む。