
3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本代表「侍ジャパン」の軸と期待される日本ハム・大谷翔平投手(22)が24日、千葉・鎌ケ谷の二軍施設で投打二刀流の調整を行った。
フリー打撃、投球フォームチェックなどのメニューをこなした大谷は4日後に迫った米アリゾナキャンプ出発に向けて「暖かい所に行くんで、やりやすいかなと思う」と寒風に体をこわばらせながら話した。
また、この日、発表された侍ジャパンのメンバーの中に、故障明けや所属球団の事情でレンジャーズ・ダルビッシュ有やヤンキース・田中将大といったメジャー投手の名前がなかったことにも触れ「もちろん一緒にやったことがないんで、やりたい気持ちはありましたが、しょうがない」。
続けて「しっかりと選ばれたメンバーで勝ちにいきたい。素晴らしいメンバーがいっぱい選ばれていると思うので、そういう中で選んでもらったことはすごく光栄。一試合一試合、頑張りたいと思う」と世界一奪回へ思いを新たにした。