カブスがオバマ大統領を表敬訪問 背番号「44」のユニと生涯フリーパスを贈呈

2017年01月17日 11時00分

【マサチューセッツ州ボストン16日(日本時間17日)発】昨年108年ぶりに世界一に輝いたカブスのマドン監督、コーチ陣、選手、オーナーをはじめとする関係者らがホワイトハウスを表敬訪問し、同じシカゴを本拠地とするホワイトソックスファンとして知られるオバマ大統領から祝福のスピーチを受けた。

 終始、笑顔が絶えない対面は、米大リーグ公式サイト、米スポーツ専門局ESPNで生中継され、前半部分はニュース専門チャンネルのCNNでも中継された。オバマ大統領は「おめでとう。これが大統領として最後の公式行事になるが、(就任した)この8年間で最も光栄なことかもしれない」とユニークな賛辞を贈った。

 するとカブスのエプスタイン球団社長も粋な返礼。「私たちを招待していただき、とても感謝しています。いつでもカブスファミリーになっていただきたい」と、第44代大統領にちなんだ背番号「44」のユニホームとともに、リグリー・フィールドの生涯フリーパスを贈呈した。思わぬ“ラブコール”にオバマ大統領は照れ笑いを浮かべた。

 20日(同21日)に行われるトランプ次期大統領の就任式直前の訪問。移民らへの厳しい主張を続けたことから選挙期間中に“反トランプ”の立場を示したメジャーリーガーは少なくない。それも影響したのだろうか…。実際、大統領退任間近の訪問は異例だ。

 もっとも、シーズン中でもキャンプ中でもないこの時期に実施されたことで、ヤンキースにFA移籍したチャプマン投手、カージナルスにFA移籍したファウラー外野手も参加できた。日本に帰国中の川崎宗則内野手(35)の姿はなかった。