【ヤンキース・田中将大のガチ予想】ヤンキース田中将大投手(28)のGⅠガチ予想も、ついにクライマックス。JRA今年最後のビッグレース「第61回有馬記念」(25日、中山10R)だ。21日には「有馬記念アンバサダー」として公開枠順抽選会に登場。出走馬の関係者が見守るなか、自らくじを引き枠順が決定した。そして、2016年最後のガチ予想…練りに練った◎○▲△をご覧あれ。

 14勝4敗、防御率3・07。2年連続で開幕投手を務めるなど、まさにエースとして投げぬいた2016年。その締めくくりだからこそ、華麗に馬券ゲットといきたい。

 21日に行われた公開枠順抽選会直後の予想コーナーで、田中は本命に①キタサンブラック指名を宣言。その決意に変化はなかった。改めて理由を聞くと…。
「枠が陣営の希望の場所でしたからね。今までは地味な印象で、あまり本命にすることはなかったんですけど、(2馬身半離した)ジャパンカップを見て“あ、ホンマに強いな”っていうのを感じましたね。レース自体のペースがキタサンブラックに向いたのかもしれませんが、東京の2400メートルをあんな感じで逃げて突き放して勝つっていうのは相当強くないとできないので」

 気になるのは対抗以下だが、○は⑪サトノダイヤモンドだ。
「ルメール騎手も調子がいいし、菊花賞(勝ち)から挑戦してくる馬はかなりいい結果を残しているので。唯一の3歳馬というのもポイントです」

 枠順によっては本命もありと考えていたが、「キタサンブラックがあまりにいい枠に入りましたから。(1)枠①番では4戦4勝ですからね。この馬は2番手ということで」。
 ▲には⑧ミッキークイーンをチョイス。

「一回使って上積みもあるだろうし、⑧番という枠もちょうどいいところ。斤量も軽いですし(まだフレッシュな)4歳馬。穴をあけるなら牝馬かなというのもあります」

 以下、△には②ゴールドアクター、④ヤマカツエース、⑥サウンズオブアース、⑬デニムアンドルビー、⑭シュヴァルグラン、⑯マリアライトをピックアップ。中で気になるのは「④ヤマカツエースと⑬デニムアンドルビー」だという。

「ヤマカツエースは枠が絶好。距離が不安と言われてますけど、中山は2戦2勝。④番枠から内、内をうまく回ればそんなに距離は関係ないのかなと。それに周りにそんなに主張するような馬がいないから、ポジションも取りやすそう。デニムアンドルビーはミッキークイーン同様、牝馬で斤量も軽い。久々だった前走(GⅡ金鯱賞8着)は前が詰まったけど上がり32秒8で最速。その前の宝塚記念でも最速の脚を使っているのでマークしたいですね」

 タナカタイム炸裂で有終の美を飾りたい有馬記念ガチ予想。注目の買い目は「まず3連単のフォーメーション。1着欄は①キタサンブラックで。2着欄に④、⑥、⑧、⑪。3着欄には②、④、⑥、⑧、⑪、⑬、⑭、⑯の計28点。もうひとつは、①キタサンブラックと⑬デニムアンドルビーの2頭を軸にした3連複。②、④、⑥、⑧、⑪、⑭、⑯に流した計7点。これでいきます!」。