【米ウインターミーティング】FA上原 6球団が争奪戦

2016年12月07日 11時30分

【メリーランド州ナショナルハーバー6日(日本時間7日)発】レッドソックスからFAになっている上原浩治投手(41)が来季は新天地のマウンドに立つことが決定的となった。メジャー関係者が一堂に会するウインターミーティング2日目のこの日、レッドソックスはトレードでブルワーズの救援右腕タイラー・ソーンバーグ(28)を獲得したと発表した。球団社長で編成本部長のドンブロウスキー氏は「(ブルワーズで今季の最後は)クローザーだったが、8回を任せられる質の高い投手だ」と評価した。

 今オフ、8回を投げるセットアッパーの獲得を最優先事項としていたレッドッソックスは上原を切ったわけではない。数日前に再契約をオファーしていた。ドンブロウスキー氏は「上原にオファーを出した。しかし、『考えたいから少し待ってくれ』ということだった」と舞台裏を明かした。上原が他球団からのオファーと検討している数日で、ソーンバーグ獲得が決まったということだ。

 上原の代理人を務めるマーク・ピーパー氏は会見に応じ、「チームとの面会を繰り返し、どこがコージに興味を持っているか、興味レベルがどれほどなのかなど探っているところ」と説明。「マーケットは1分ごとに動きを見せている。どの時期に(契約が)決まるか分からないが、コージには少なくとも6球団ほどが興味を示している」と42歳で迎えるメジャー9年目の契約獲得に自信をのぞかせている。

 ピーパー氏は具体名を明かさなかったが、米大リーグ公式サイトはマーリンズ、ニューヨーク・ポスト紙はヤンキースをそれぞれ挙げた。両球団ともジャンセン(ドジャースFA)、チャプマン(カブスFA)の大物クローザーを獲得できなかった場合、上原とジーグラー(レッドソックスFA)が候補になるという。年齢的に大型契約は難しいだろうが、“プチ”争奪戦の行方に注目だ。