黒田に刺激 ソフトB・五十嵐オフ返上  

2016年11月03日 16時30分

黒田に刺激を受けたという五十嵐

 ソフトバンクのベテラン右腕・五十嵐亮太投手(37)が、日本シリーズで最後の雄姿を見せた広島・黒田博樹投手(41)に対するリスペクトの思いを語った。

 

 ヤンキース時代に同じユニホームを着て、その後もオフは米国・ロサンゼルスで自主トレをともにするなどしてきた。自身もチーム内のアニキ的な存在で、気迫の投球が持ち味だが「ああなりたいなと思いますね。僕は(気持ちが)出たり、出なかったりムラがある」と心服する。

 

 その上で「黒田さんは投げながらメッセージが出ている。体の中から投げている感じがする。登板に向けての準備から、すべて雰囲気や気持ちが出ている。普段は優しくて面白い人なんですけどメリハリがすごい。登板当日は声もかけられないくらい入り込んでましたからね」と話した。

 

 来季で38歳を迎えるが、オフはメキシコのウインターリーグに“武者修行”に出る。メッツ時代の5年前にもドミニカ共和国のウインターリーグに参加していて「いいホテルのチームもあるんですけど、僕がいたチームのホテルはシロアリが出たり、トイレにティッシュが流せなかったり、シャワーの蛇口が取れて、そこから水が噴き出してきたり…」。過酷な環境下でハングリー精神を取り戻し、さらなる成長につなげた。

 

「この年齢になると甘えがちになるけど甘えたくない」と、41歳の今季まで自らをとことん追い込んできた黒田を手本にするという五十嵐。今季は故障もあり33試合の登板に終わっただけに「50試合とか投げたならともかく、休んではダメ」とオフ返上でレベルアップを目指す。