黒田 イチローに引退報告していた

2016年10月20日 16時30分

全体練習で汗を流す黒田(左)。右は黒田の200勝Tシャツを着たヘーゲンズ

 引退発表から一夜明けた19日、広島・黒田博樹(41)がかつての同僚のマーリンズ・イチロー(42)へメールで報告をしていたことを明かした。

 

 18日の発表前に自らメールを送ったそうで「『お疲れさま』『投球を見れるのはあと1~2回という感じか。応援しておくよ』と返信をいただいた」。黒田にとってイチローはヤンキース時代のチームメートであり、尊敬する先輩。「同じユニホームを着てあれだけの方とやらせてもらった。『まだできるだろ』と言われそうで怖かったけど、ホッとしました」とジョークを交え感謝した。

 

 また、引退を知ったヤンキースの田中将大(27)、ドジャースの前田からはメールで惜別メッセージが来たという。ただ「登板が残っているので、自分から連絡する心境ではない」と関係者全員に報告できてはいないようだ。

 

 日本シリーズに向けて「マウンドに上がる時は常に同じ心境。ただいつものようにゴールの見えない中ではなく、ゴールが見えた。あと5回も6回も投げるわけじゃない。今まで以上に気持ちの上で集中できていると思う。目一杯いくだけです」と言葉に力を込めた。

 

 黒田はこの日、マツダスタジアムで行われた全体練習に参加。ランニングやキャッチボールで軽めに調整した。また、助っ人右腕のブレイディン・ヘーゲンズ(27)は日米通算200勝達成時の記念Tシャツを着用。「彼からはたくさんのことを学んだ。彼のため広島のために日本一になりたい」と、こちらも自分なりの表現で別れを惜しんでいた。