【ニューヨーク28日(日本時間29日)発】右前腕部手首付近の張りで先発を回避したヤンキースの田中将大投手(27)が、久しぶりの遠投で最終登板に備えた。ジラルディ監督は最終登板させるかどうか明言していないが、エースは投げるつもりだ。およそ30メートルまで距離を広げ、最後はバッテリー間の距離で直球のみを投げグラウンドでの練習を終えた。

 そんななか、日本ハム大逆転優勝のニュースはチェック済みだ。大谷の活躍に「15三振でしょ、すごいですね」と語ると、そのあとポツリと「同じ西武(プリンス)ドームでしたね」。2013年9月26日、田中が胴上げ投手になり、楽天が球団創設初のリーグ優勝を決めたのも西武ドーム。3年前の感動を思い出した様子だった。