広島の黒田博樹投手(41)が16日、日米通算安打数でピート・ローズを超えたマーリンズ・イチロー外野手(42)に祝福のコメントを寄せた。

 ヤンキース時代、2年間ともにプレーした先輩の偉業に「僕らとは次元が違う。簡単にコメントするのもイチローさんがやってきたことが軽くなる」としながらも「素直に『おめでとうございます』という気持ち。賛否両論あるようだけど、安打数世界一はすごいこと」と賛辞を送った。

 記録達成の瞬間は自宅でテレビ観戦し、メールで祝福したという。

 メジャー時代を振り返り「印象に残っているのは常に変わらず準備している姿。仮にベンチスタートだろうが、準備することはして出番に備えている。そういう部分はすごい。何度か食事に誘っていただき、話もしたが、メジャーでもう一度奮い立たせてもらった存在」と感謝の言葉を述べた。

 この日は17日にも先発が予定されるオリックス戦(マツダ)に備え、小雨の中、遠投やランニングで調整を行った。