【米ケンタッキーダービー】ヤンキース田中「武豊さんのラニに勝ってほしい」

2016年05月07日 10時00分

田中をはじめヤンキースナインもケンタッキーダービーに注目している(ロイター=USA TODAY Sports)

【メリーランド州ボルティモア5日(日本時間6日)発】ヤンキースの田中将大投手(27)が、日本調教馬として21年ぶりにケンタッキーダービーに挑戦するラニの「まくり」に期待を寄せた。今年の開催は7日(同8日)。米クラシック3冠の第1戦となるレースだけに、ヤンキースナインも注目。毎年レース時はクラブハウス内のテレビにくぎづけになっている。もちろん世界の競馬を愛する田中もその一人だが、今年は誰よりも注目している。「僕は走ってくれると思ってますよ。UAEダービーを勝っているし、21年前同様、武豊さんが乗るわけですからね。勝ってほしいですよ」と熱がこもっている。

 もちろん、単なる応援ではない。「ラニのお父さんのタピットは、ダートが主のアメリカ競馬でリーディングサイアーになってますからね。それに母のヘヴンリーロマンスは天覧競馬の天皇賞・秋を制した馬。僕も(産駒は)芝よりはダート(で走る)かなとは思っていましたけど…すごいと思いますよ」

 UAEダービーではスタートでつまずき後方からになったが、しぶとい末脚で差し切った。「(後方から行く)あの形がラニ」という田中は、こう思いをはせた。「アメリカは基本的に行った行ったの競馬が多いんですが、ラニのあの『まくり』は(強烈で米国でも)勝てるんじゃないかと思うんです」。いち競馬ファンとしてだけでなく、日本を離れ高みを目指す立場として、熱い視線を注いでいる。