巨人・ギャレット メジャー強打者も崇拝する「B・B魂」

2016年01月29日 16時00分

由伸監督(中)と肩を組むクルーズ(右)とギャレット

 前評判は上々か。巨人の新外国人ギャレット・ジョーンズ外野手(34=前ヤンキース)が28日、東京都内の球団事務所でルイス・クルーズ内野手(31=前ロッテ)とともに入団会見に臨んだ。メジャー8年間で通算122発の長打力に期待がかかるが、持ち味はそれだけではない。古巣のパイレーツで今やメジャーを代表する強打者となったアンドルー・マカチェン外野手(29)から目標とされた「B・B魂」も巨人にとってはプラス要素となりそうだ。

 

 前日来日した際に蓄えていたヒゲはさっぱりと剃り落とし、スーツ姿で会見に出席したギャレットは、開口一番「巨人軍の一員になれて光栄」。日本球界でのプレーについて「日本の投手は変化球が多く、コントロールがいい。キャンプ、オープン戦でたくさんの投手をチェックしたい」と目を輝かせた。

 

 そのギャレットについて会見で横に並んだ堤GMが「MLBでも実績のある大型のパワーヒッター」と称すれば、高橋由伸監督も「ポジション(の固定)はこれからだが、クリーンアップで中軸を打って打者としてチームに貢献してほしいと思う」と期待を寄せた。

 

 パイレーツ時代の2012年にはチームの4番として自己最高の27本塁打をマーク。その長打力は確かに目を見張るべきストロングポイントだ。しかしながらギャレットの能力はグラウンド外でも発揮されそうな予感が漂う。昨季までのメジャー時代は「屈指のナイスガイ」として知れ渡っていたからだ。

 

 5歳年下のマカチェンも、ギャレットの人間性にホレ込み“崇拝”している一人だ。「チームメートが悩んでいると、自分のことのように親身になって相談に乗る。そういう姿勢で信頼を集めたギャレットに心酔し、マカチェンは『B・B(Big Brotherの略=兄貴)』と親しみを込めて呼んでいた。ギャレットから弟のようにかわいがられたマカチェンは“兄貴”を目標に人間性の面でも急成長を遂げたのです」(メジャー関係者)

 

 この日の会見でギャレットは09年の1年だけパイレーツでチームメートだったクルーズを横に「あの時のパイレーツは、クルーズを含め皆がいいチームメートだった」と述懐。さらに「良きチームメートとして誰かの背中を押せるようにチームの雰囲気を良くしたい」と抱負を述べた。持ち前の長打力、そして“いい人”ぶりでGに変化を与えられるか。