松井氏 Gキャンプ臨時コーチは「黒子」に徹す

2016年01月15日 16時00分

「黒子」に徹するという松井氏

 ヤンキース、巨人などで活躍した松井秀喜氏(41=現ヤンキースGM特別アドバイザー)が14日、東京都内で行われたバイク王の新テレビCM記者発表会にゲストとして出席した。

 

 米ロサンゼルスで撮影され、松井氏が登場する同社の新テレビCM「キャンプ・ツーリング編」は15日から放映開始となる。2年連続でバイク王イメージキャラクターを務める同氏は「(バイクは)やはりかっこいい。時間ができたら免許も取りに行ってみたいし、その気持ちは変わらない」と強い“バイク愛”をアピールした。

 

 一方で13日には巨人・高橋由伸監督から、松井氏が宮崎春季キャンプで一~三軍の臨時巡回コーチを務めることが明らかにされている。これについては「(由伸監督から)『好きなようにやってください』と言われた」とコメント。だが、期待されながらも一貫して拒否し続けているフリー打撃実演に関しては改めて「(由伸監督に)『やらない』ということでお願いした」という。

 

 古巣の宮崎春季キャンプ訪問は今年で3年目を迎える。しかしながら松井氏の頭の中には「キャンプの主役はあくまでも選手」という思いが強い。だからこそ臨時コーチとして初参加した2014年、特別な肩書はなく純粋な形での訪問となった昨年ともに自らが脚光を浴び、ゴジラフィーバーを巻き起こしてしまったことは、本人にとって実はかなりの反省材料になっているという。

 

 関係者は「一軍の選手と絡むと、どうしても目立つ。だから宮崎ではなるべくひっそりと二軍や三軍の指導を中心にしたいようだ」と松井氏の心情を代弁。特に今年は盟友・由伸監督の大事な船出となるだけに「黒子」に徹しようとする意識は例年になく強い。

 

 それでも、そう簡単に脇役になり切れないのが松井氏。スーパースターならではの悩みといえるかもしれない。