中日ルナが見た「マエケンのメジャー成功率」

2015年10月11日 09時00分

来季も日本でのプレーを希望しているルナ

 今季で2年契約が終了し、中日退団が濃厚のエクトル・ルナ内野手(35)が9日、中部国際空港から母国のドミニカ共和国へ帰国した。

 今季は打率2割9分2厘と来日3年目にして初めて3割を切り、2億円の高額な年俸もあって来季は構想外となっているが、その実績から今オフは日本の他球団の間でルナ争奪戦必至の状況。「できればドラゴンズに残りたいと思っているが、自分が決められることではない。もしメジャーからオファーが来たら? 仮にそうなってもメジャーにはもう未練はないよ。ドラゴンズがダメなら日本のどこかの球団でやりたい。谷繁監督と同じ年までプレーできるかは分からないけど、日本は大好きなので最後は日本でユニホームを脱ぎたいね」と話した。

 そんなルナが、メジャー挑戦の夢を抱く広島・前田健太投手(27)に向けて「本当にいい投手だ。自分が日本で苦手(今季20打数3安打)としている投手の一人。あの独特なフォームから繰り出すキレのあるボールはメジャーにもなかなかいないタイプだ」と目を細めながらも、メジャーで成功できるかどうかについて、こんなことを口にした。

「最初の1年目ぐらいは活躍できると思うが、それがずっと続くほど甘くはない。メジャーはやられたら相手のビデオをとにかく繰り返し見て研究する。凡打すれば、日本と違って試合中にだってすぐにベンチ裏へ行って何が原因なのかビデオをチェックして修正しているぐらい。(メジャー移籍2年目でヤンキースの)あの田中だって今年の成績(今季12勝7敗で防御率3・51)を見れば(苦労しているのは)分かるでしょ」

 メジャーでは通算339試合に出場して打率2割6分2厘、15本塁打、96打点をマークしたルナの意見。マエケンも参考にするべきだろう。