ヤンキース・サバシア投手 アルコール依存症でリハビリ施設に入院

2015年10月06日 11時00分

 ヤンキースに激震が走った。チームは5日(日本時間6日)、ベテラン左腕のC・C・サバシア投手(35)が、アルコール問題の治療を受けるため戦列を離脱し、プレーオフを欠場すると発表した。サバシアはヤンキースが6日(同7日)のアストロズとのワイルドカード(WC)ゲームを勝った場合、地区シリーズでの先発ローテーション入りが確実視されていた。

 本拠地ヤンキー・スタジアムが騒然としたのは午後2時半からの練習開始前だった。午後1時ごろサバシア離脱の一報が飛び込んだのだ。ブライアン・キャッシュマンGMの臨時会見が行われることになり、田中将大投手(26)の会見は練習前から練習後に変更された。

 サバシアは文書で声明を発表。「本日、私は病気を治療するためアルコール・リハビリテーション・センターに入院することになった。野球を愛し、チームメートを兄弟のように愛している。ワールドシリーズ出場へ向け一丸にならなければならない今という時期にチームを離れるのは非常につらいが、私は自分自身や家族に対して正しいことをしなければならない」と心境を伝えた。

 今季のサバシアは29試合に先発して6勝10敗、防御率4・73。右ヒザ手術から復帰したものの、万全ではなかった。名門球団特有のプレッシャーにも苦しんだのだろう。

 キャッシュマンGMは「彼が決心した勇気に敬意を表し、治癒することを願っている。彼が必要とするベストな協力を球団としては惜しまない」と述べた。ジラルディ監督は「前日の試合前に彼が今の状況を話しに来て『助けが必要だ』と打ち明けてくれた。人生は野球より大切だ。われわれは彼をサポートする」とサバシアの決断を尊重した。

 2009年以来のワールドシリーズ制覇を目指すチームにとってサバシアの離脱は痛手。しかし、主砲・ロドリゲスは「C・C(サバシア)のためにプレーする」と気合を入れている。絶対に負けられない。