【ニューヨーク発】ヤンキースの田中将大投手(26)が、結婚生活の「格言」を説いた。芸能界では14日に結婚を発表した、お笑い芸人のアンタッチャブル・山崎弘也(39)や、女優・堀北真希(26)の電撃結婚で沸いているが、こうした祝報を受け、結婚生活では“先輩”にあたる田中へズバリ「自身にとって『結婚生活』とは?」を直撃。頭を悩ませながらも、真剣に答えてくれた。

 田中は25日(日本時間26日)、28日(同29日)のブレーブス戦の登板に向け、ブルペンで投球練習した。ノーワインドアップで16球、セットポジションで16球と計32球。ロスチャイルド投手コーチはノーワインドアップの時は右打席、セットポジションの時は左打席に入り、ボールをチェックした。

 エースとして地区優勝をかけた厳しい戦いが続く田中だが、そんな合間にもインターネット等での芸能情報はチェックしている。当然、山崎や堀北の電撃婚もチェック済みだったが、結婚4年目の田中にとって「結婚」で感じたこととは何なのか。単刀直入に聞いた。

 ちなみに球界を代表する夫婦といえば田中のプロ入り時、楽天の監督だった野村克也氏(80)と沙知代夫人(83)が有名。しかし、結婚生活については「忍耐」という“名言”を残しているが…。田中は「えーっ! そういうこと聞くんだったら、もっと早めに言ってくださいよ! ボケなあかんのかなとか思うじゃないですか!」と苦笑い。本紙が「マジメにお願いします」とうながすと、しばし長考した後にこう語った。

「相手によるとは思うんですけど(自分としては)『相手を思いやること』ですね」

 以前、田中はまい夫人について「いつも、どういうときも変わらないでいてくれましたよね。それが一番、自分としては普通でいられるというか…言葉にするのも難しいんですけど、普通の自分でいれる。すごくリラックスした状態で家で過ごせていると思います。シーズン終わってからは、お互いに『一年間お疲れさまでした。ありがとう』っていうことは(言った)。自然とそうなりましたよね」と、まい夫人のさりげない思いやりを感じ、感謝していた。それだけに田中の言葉には実感がこもっている。球界屈指のおしどり夫婦といわれる田中の「格言」を、どう聞くか。