女性スポーツキャスター第一人者が「田中復活」に太鼓判

2015年06月26日 06時00分

田中(右)をインタビューするウォルドマン氏

【ニューヨーク24日(日本時間25日)発】ヤンキースの田中将大投手(26)が27日(同28日)の敵地アストロズ戦に備え、前日に続き2日連続でブルペン入りした。5回を投げ10安打、7失点と炎上した前回登板で感じたメカニック(フォーム)の部分のズレは修正できたようだ。現在2連敗中のエースに対して冷ややかな見方の米メディアは少なくない。そんな中、女性スポーツキャスターの第一人者が田中の修正力を評価、復活に太鼓判を押している。

 田中はフィリーズ戦開始前のグラウンドでキャッチボールを行った後、前日に続いてブルペンに入った。フォーシーム、ツーシーム、スライダー、スプリット、カーブなど変化球を交えてノーワインドアップで16球、セットポジションで19球と全35球を投じた。投球後、見守っていたロスチャイルド投手コーチと言葉を交わし、“突貫工事”を終えた。本来ならば登板間のブルペン入りは登板3日前の1回のみで、2日連続は極めて異例とあって報道陣から質問が飛んだ。

「今日はいつも通りのブルペンだったのか」と聞かれた田中は「はい」とひと言。

「2日連続のブルペンで昨日は確認、今日はいつも通りか」の問いには「昨日は自分の中で別にブルペンでの投球という位置付けではないので」と答えた。登板間で修正の確認はできたのか。田中はこう答えた。「確認はもちろんできてますけど、いつも言うように実際に試合のマウンドで出せなければ意味がないので、そこは試合までにしっかりと形というものを、またやりながらゲームでできて初めてしっかりできたと思うんじゃないですか。でも、まあまあ準備の段階としては調整の段階としては変わらずやることをやっていくというだけです」

 その田中の修正力を評価しているのが、ヤンキース取材歴29年の女性スポーツキャスター、スージン・ウォルドマン氏だ。ラジオ局WFANでヤンキース戦の解説者を務めている。この日、アップされたデーリー・ニューズ紙(電子版)のポッドキャストに出演し、田中について語った。

 クラブハウスでの綿密な取材を欠かさないウォルドマン氏はこう明かす。「田中はあまり多くを語らないが、いつも表情は不安を感じさせない。ピネダと違って悪かった後に何をどう修正すべきかよく分かっている。健康な限り心配はしていない」

 前回登板は炎上したが不安はないという。「どんなにいい投手でもあのような試合はある。もし2回連続で悪かった場合は理由を探すことになるが、前回はただ単に調子が悪い日で次はいい状態に戻っているはず」とウォルドマン氏は好投を確信している。27日のアストロズ戦で田中はどんな投球を見せてくれるのか。