田中 次回登板は日本時間28日アストロズ戦

2015年06月23日 16時00分

【ニューヨーク22日(日本時間23日)発】ヤンキースの田中将大投手(26)の次回登板日が27日(同28日)の敵地、アストロズ戦に決まった。ジョー・ジラルディ監督(50)は言及しなかったがラリー・ロスチャイルド投手コーチ(61)が「田中は土曜日(27日)に投げる」と明言した。

 

 前夜の本拠地タイガース戦に先発した田中は5回を投げ、メジャー自己ワーストとなる3被弾を含む自己最多タイの7失点、10安打で3敗目(4勝)を喫した。地元ニューヨークメディアは辛口で報じた。ニューヨーク・ポスト紙はマサヒロとヒーローをかけ「ヒロがゼロへ」とチクリ。デーリー・ニューズ紙は「ヤンキースは父の日を脆弱なエースの今季最悪の登板で終えた」。ニューズデー紙は「彼にはこういった乱調が時々起こりうる。持続性を方程式の一部にしなければならない」と懸念した。

 

 一方、米スポーツ専門局ESPNの人気情報番組「ベースボール・トゥナイト」で田中の登板を取り上げた。同局解説者のアーロン・ブーン氏(42)は、前夜の試合後にジラルディ監督がマリナーズのヘルナンデスが1/3回で8失点したことを引き合いに出して田中をかばったことに触れ、「彼(監督)の見解は正しい。実際にピネダもC・C(サバシア)も今季7失点している。田中が1度だけで大騒ぎされるとしたら奇妙なことだ」とニューヨークメディアに苦言を呈した。

 

 実際、右ヒジに不安はあるのか。ロスチャイルド・コーチは「右ヒジはまったく問題ない。昨日投げて一夜明けたが、彼の体調はとてもいい」と太鼓判を押した。また、「前夜の試合後、田中は『メカニックの部分でズレを感じた』と語ったことについて、どう考えるか」と聞かれると「メカニック的な調整はブルペンでやる」と一蹴した。

 

 田中の次回登板が中5日となったのは、右ヒジのトミー・ジョン手術を受けたノバが24日(同25日)の本拠地フィリーズ戦で復帰し、ローテーションに余裕が生まれたからだ。ジラルディ監督は「(7月3日=同4日のレイズ戦で)ホームに戻ってからのローテは5人体制に戻す」と、20連戦最後となる7月1日(同2日)の敵地エンゼルス戦まで先発6人で回すことを決めた。期間限定とはいえ田中もありがたいだろう。

 

 この日の田中はフィリーズ戦の試合前練習でキャッチボールなどの軽めの調整。「次」に気持ちを切り替え、黙々と汗を流していた。