田中次回登板は16日 イチローと初対決も

2015年06月13日 11時00分

【メリーランド州ボルティモア12日(日本時間13日)発】ヤンキース・田中将大投手(26)の次回登板が15日(同16日)に敵地マイアミで行われるマーリンズ戦に決まった。ロスチャイルド投手コーチが明言したもので、マ軍・イチロー外野手(41)との初対決が実現する可能性が出てきた。


 図らずも、猛暑が予想されるマイアミの予行演習となった。オリオールズ戦が行われる前の午後2時50分、カムデン・ヤーズでブルペン入り。気温35度を超える酷暑の炎天下で田中は汗を拭いながら、ノーワインドアップで18球、セットポジションで16球の計34球を投げ込んだ。関係者が驚きの表情で「あの直射日光の中でマウンドに立てば、体感温度は間違いなく45度を超えている」と口をそろえる中、変化球を交えながら自身の状態をしっかりとチェック。ブルペンで見せていた鬼気迫る表情、そして重く突き刺さるような投球を見る限り“対イチロー”に向けた準備は万全といった様子だった。


 そばで投球を見守っていたロスチャイルド投手コーチも「とてもいい状態だね」と満足そうな表情。試合当日の球数制限については「その日の様子を見ながらだね」と話した。


 マ軍2連戦は敵地での交流戦のためDH制が採用されず、投手も打席に立たなければならない。そこで田中はブルペン投球後のチーム練習でフリー打撃に臨み、合計19スイング。バスターで打ったのも含めて安打性の当たりは8本。外野へ強烈な打球を飛ばすと、敵地に早々と集まったスタンドのファンを大いに沸かせた。


 故障からの復帰2戦で好投したことで、米スポーツ専門局ESPNが「彼の投球はモンスターレベル」と評するなど、米メディアの間で絶賛が続いている田中。次のホット・トピックスとしてマ軍戦での“イチロー斬り”に注目が集まっている。