飲酒容疑逮捕のメッツ前GMに無罪判決 MLB内で「早過ぎた解雇」に疑問の声が噴出

2022年01月07日 16時32分

 昨年8月に飲酒運転容疑で逮捕されていたメッツ前GMのザック・スコット氏(45)に6日(日本時間7日)、ニューヨーク州ホワイトプレインズ市裁判所から無罪判決が出された。 

 スコット氏は昨年8月31日(同9月1日)にニューヨーク州隣のコネチカット州にあるメッツ球団オーナーの自宅で開かれた募金活動パーティーに参加。その後に車で帰宅途中、ニューヨーク州ホワイトプレインズの交差点で信号待ちをしながらハンドルを握ったまま眠っていたところを警察が発見し、酔っていると判断されて飲酒運転の容疑などで逮捕されていた。米スポーツ専門局「ESPN」などの報道によれば当時、スコット氏は警察の飲酒検査を拒否していたという。

 結局、スコット氏は2つの軽微な交通違反で計200ドル(約23000円)の支払いを科されたものの飲酒運転の事実は認められなかった。同氏は自身の無罪判決についての声明の中で「今日の評決に感謝している」とコメントするも「とはいえ、8月31日に行った選択が、結果的に私の逮捕につながったことを後悔している」と無念さをにじませている。

 逮捕された後、スコット氏はメッツから休職を命じられ、有罪が確定していなかったにもかかわらず昨年11月にGM職を解雇されていた。ちなみにメッツから同職の後任として白羽の矢を立てられているのは、2017年オフに大谷の獲得に尽力した前エンゼルスGMのビリー・エプラー氏だ。この日までにメッツからはスコット氏の無罪確定に関するコメントは発表されていない。

 MLB関係者の間では「編成作業に着手しなければならなかったとはいえ、メッツがスコット前GMに解雇処分を下したのは結果的に見ても早過ぎる上に誤った判断だったのではないか」との声も高まっており、今後波紋が広がりそうだ。

【関連記事】

関連タグ: