大谷翔平〝11冠王〟締め!「ベストDH」エドガー・マルティネス賞獲得を球団も速報

2021年11月30日 11時30分

11冠で締められた大谷の2021年(東スポWeb)
11冠で締められた大谷の2021年(東スポWeb)

 今季、最も活躍したDHに贈られるエドガー・マルティネス賞が29日(日本時間30日)にMLBネットワークの番組内で発表され、エンゼルスの大谷翔平投手(27)が初受賞した。球団史上初で日本選手でも初だ。投打の二刀流で全米を席けんし、多くのファンを開拓した。個人タイトルに手は届かなかったが偉業はさん然と輝いている。史上19人目の満票で初選出されたア・リーグMVPなど、今オフは受賞ラッシュで驚異の11冠となった。

 当然の結果だった。誰も異論はないだろう。大谷は今オフ、ア・リーグMVP、選手間投票による選手会のプレーヤー・オブ・ザ・イヤーなどを受賞。シルバースラッガー賞ではア・リーグDH部門で選ばれ、オールMLBチームのファーストチームにDHで選出されていた。

 DHは基本的に守備に就かないため長打力を誇る選手が担う。レッドソックスのマルティネス、アストロズのアルバレス、レイズのクルーズ、ヤンキースのスタントンらそうそうたる強打者を圧倒。

 各球団のDHの中で46本塁打、OPS(出塁率+長打率)0・965はダントツ。100打点は104打点のアストロズのアルバレスに及ばなかったものの、終盤戦の敬遠四球攻めがなければ、間違いなく上回っていただろう。155試合出場もトップだった。

 しかも、先発投手として1年間ローテーションを守っての成績だけに、その重みは従来とは比較できない。その上、大谷は26盗塁をマークして、DH=打つだけのイメージも変えた。特大弾を放って、スピードを生かして走りまくる。まさに新時代を象徴する受賞だ。

 受賞発表直後にエンゼルス公式ツイッターは球団初の快挙を「大谷翔平がエドガー・マルティネスを受賞しました。おめでとうございます!」と速報した。

 オレンジ・カウンティー・レジスター紙のジェフ・フレッチャー記者は自身のツイッターに「大谷翔平が賞を総なめしたかと思ったら…(シルバースラッガー賞もDH、オールMLBチームもDHで入ったから、同じ賞とも言えるけど)」と投稿。MLB公式サイトのレット・ボーリンジャー記者も自身のツイッターで「大谷翔平に対しまた一つ称賛が増えた。エンゼルスの選手では初めての受賞」と祝福した。

 受賞ラッシュで多くの栄冠を手にしたが、これはあくまでも第一歩。大谷翔平の二刀流伝説はここからが本番だ。

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