松坂 日本復帰初マウンドの“その後”が問題

2015年02月27日 11時00分

松坂(右)を相手にここまで指導できるのは佐藤コーチしかいない

 ソフトバンク・松坂大輔投手(34)の注目の日本復帰マウンドは25日、首脳陣が「予定通りにいけばそうなる」と明かし、3月4日の阪神とのオープン戦(甲子園)となることが確定した。問題は“その後”だ。

 

 松坂が予定通りに聖地で実戦登板した場合、チームの千葉遠征(同7、8日、QVC)には帯同せず、福岡に戻って調整に専念することになる。この時期の行動パターンとしては珍しくないが、問題はまだフォーム固めの途中にある松坂の面倒を誰が見るかだ。球団関係者は「松坂を見れるのはヨシさん(佐藤義則投手コーチ)しかいない。でも、ヨシさんがチームを離れるわけにはいかないからな…」と表情を曇らせる。

 

 キャンプインから松坂のフォーム固めに手取り足取り尽力してきたのが佐藤投手コーチ。松坂ばかりでなく、エースの摂津にも身ぶり手ぶり付きで指導し、チーム内でも「あの人にしかできないことだよ。さすがヨシさんだなと思った」と一目置かれている。日本ハムではダルビッシュ(現レンジャーズ)、楽天では田中(現ヤンキース)を指導してきた同コーチだからこそで、松坂や摂津クラスの投手にメスを入れるなど誰にでもできることではない。

 

 松坂が甲子園のマウンドで周囲の不安を一掃するような投球ができればいいが、またぞろフォーム上の問題が浮上するようなら、誰が悩める怪物の残留調整を見守ることになるのか…。吉井投手コーチは「まだ、どうなるか決まっていない」と話しており、現時点で佐藤コーチに代わる松坂の“お目付け役”は未定のままだ。