【フロリダ州タンパ18日(日本時間19日)発】ヤンキースの田中将大投手(26)はこの日、休養日に設定していたこともあり、チームのマイナー施設に姿を現さなかった。まい夫人とリラックスした一日を過ごしたようだ。

 前日、右腕はキャンプ地での自主トレを開始。昨年7月に靱帯を部分断裂した右肘の状態が心配されたが、田中は最長約70メートルの遠投を披露したばかりか、バッテリー間の距離で行ったキャッチボールでは変化球を交えて強めに投げた。練習を見守ったロスチャイルド投手コーチは安堵の表情だった。

 昨年4月に右肘靱帯の修復手術を受けて6月復帰を目指す同僚のノバは「何もなかったかのように投げている」とビックリ。田中の右肘の回復に懐疑的だったヤ軍担当記者も目を丸くしていた。21日(同22日)のバッテリー組キャンプインを不安なく迎えることができそうだ。