ヤンキース田中がこだわるグラブの「顔」

2015年01月31日 16時00分

グラブの「顔」を見る田中

 ヤンキース・田中将大投手(26)がメジャー2年目の今季に向け、マイナーチェンジに取り組む。


 昨季の田中は7月に右肘靱帯の部分断裂で故障者リスト入りを経験。それでも、シーズン終盤に復帰すると20試合でチームトップの13勝(5敗)、防御率2・77という成績をマークし、ニューヨークのファンのハートをわしづかみにした。


 活躍の大きな要因となったのは引き出しの多さだ。マウンドではもちろんのこと、その時の体調などによって調整法や投球フォームをフレキシブルに変更。どんな場所や条件でも力を発揮できる対応能力の高さをあらためて証明した。


 そんな右腕には今季もエースとしての活躍が期待されているが、田中自身はまだまだ変化を求めていくという。


 特にこだわりを持っているのがグラブだ。「口で説明するのは難しいんですけど…。何て言うんですかね。こうパッと(手のひらの面を)見た時の『顔』が大事なんですよ」。手のひら側のボールを捕る時の形が大事なのだとか。


 本人にしかわからない感覚だが、実は昨季もさまざまなタイプのグラブを試しながら1年を戦っていた。シーズン終盤にはこれまで使ったことのない「小指を入れる部分に小指と薬指を入れる」という手の入れ方が違うタイプまで採用。最後まで試行錯誤を繰り返す姿があった。


 投球フォームや調整法と並び、田中にとって重要事項であるグラブ選び。昨季以上の成績が期待される今シーズン、よき相棒は見つかるか。