松井氏のDeNA視察発表にキヨシ興奮

2015年01月30日 16時00分

中畑監督は愛弟子のキャンプ視察にえびす顔

 元ヤンキース、巨人の松井秀喜氏(40)が、DeNAの沖縄・宜野湾キャンプを視察に訪れることが29日、同球団から発表された。中畑監督にとって松井氏のキャンプ視察は願ったりかなったりだった。

 

 最も期待されているのが、主将にも任命された筒香への直接指導だ。松井氏と同じ左打者で昨季はキャリアハイの打率3割、22本塁打を記録。今季は不動の4番打者として起用する方針で、日米の盟主球団である巨人とヤンキースで4番を務めた松井氏からアドバイスをもらえれば、筒香自身にも大きな財産となるはずだ。

 

 それだけではない。中畑監督が松井氏のキャンプ視察を熱望した背景には“話題づくり”もあった。就任1年目の2012年はキャンプ前から球界の話題を独占。キャンプが始まったかと思えば自らインフルエンザによる“リタイア1号”でメディアを騒がせた。しかし、チーム成績が伴わなかったこともあり、年を重ねるごとにフィーバーは下火に。昨年のキャンプでは指揮官自ら「ひとりソチ五輪」で話題を作るしかなかった。

 

 だが、国民栄誉賞の受賞者であり、かねて去就も注目されている松井氏が訪問してくれるとなれば、久しぶりの“メディアジャック”も夢ではない。球団が今回の視察を最初に「臨時コーチ」と報道陣に勇み足でアナウンスしてしまったのも、それだけ興奮していたからだろう。

 

 監督就任時の激励会にも足を運んでくれたかつての愛弟子のキャンプ視察には中畑監督も「気楽な気持ちで見に来てくれて、選手にアドバイスしてくれたらうれしい」とえびす顔。巨人育ちで常々「プロは注目されてナンボ」と口にしている指揮官は、昨季に続いて今キャンプも巨人に“勝ち越す”つもりだ。

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