日本野球機構(NPB)による新人選手研修会が13日、東京都内のホテルで行われ、12球団の新人選手104人が出席した。

 午前中、野球殿堂博物館を見学し午後から約4時間半、講義が行われた。「話し方、インタビューへの対応」では、元ニッポン放送アナウンサーの深沢弘氏(79)が日本ハムのドラフト1位・有原航平投手(22=早大)、楽天のドラフト1位・安楽智大投手(18=済美)、巨人のドラフト1位・岡本和真内野手(18=智弁学園)、阪神ドラフト1位・横山雄哉投手(20=新日鉄住金鹿島)に実際にインタビューしながら直接指導した。

 安楽は「元楽天の田中将大さん(ヤンキース)のように負けない投手になりたい。どれだけ点を取られてもバックに信頼される負けない投手になりたい」とハキハキと回答。深沢氏は「(しゃべりが)速いかな」と指摘しながらも、「98点」と高評価だった。