ソフトBのドラ1右腕・松本を直撃「二刀流に未練は?」

2015年01月12日 09時00分

本紙の直撃に胸中を明かした松本

 ソフトバンクのドラフト1位・松本裕樹投手(18=盛岡大付)が、本紙の直撃に激白した。背番号「66」の率直な感想から1年目の目標、あの毒舌タレントのファン公言まで…。投げては最速150キロ、打っては高校通算54本塁打を放ち「二刀流」として注目を浴びた甲子園のスターは、これまで多くを語ってこなかった。朴とつとした印象のドラ1右腕が見せた意外な一面とは――。

 ――話すのは苦手

 松本:そんなことはないですよ…。

 ――ホークスの元エース・斉藤和巳氏(37)がつけていた偉大な背番号「66」をつけることになった

 松本:自分では20番台か30番台じゃないかなと思っていました。だから、最初は数字が大きいなと思いました。でも、斉藤和巳さんの番号だと後で気づいて重みを感じました。活躍しないと誰かに取られるかもしれないので、活躍して取られないようにしたいです。自分の番号にできるように頑張ります。

 ――打撃も非凡なセンスを持っているが、プロでは「投手一本」で勝負する

 松本:「二刀流」なんて考えたことないです。だから、打者に未練とかはないです。岩手は雪が降るし、うち(盛岡大付)には室内練習場もないので(冬は)ほとんどバッティング練習をやっていました。それで、打撃が鍛えられたというのはあると思います。

 ――将来はどんな選手になりたい

 松本:長く現役を続けたいです。15年くらい。でも、15年後って33歳…。まだ若いですねー。もっといけますね。とにかくチームに勝ちがつけられる投手を目指します。

 ――痛めた右ヒジの回復状況は良好のようだが

 松本:2月くらいに投げられればと思っているので、まずは焦らずしっかり治したいです。

 ――ヒジの状態を考えると2年後、3年後に一軍で活躍するというイメージか

 松本:いいえ。早く投げられるようになって、そこから一軍に上がって1年目にプロ初勝利を挙げられたらいいなと思っています。

 ――入寮する時にDVD機器を持ってきたが、お気に入りのテレビ番組、タレントはいるのか

 松本:テレビはあまり見ないんです。録画用にDVDは持ってきたんですが…。マツコ・デラックスさんは好きですよ。毒舌なんですけど言っていることが賢い。話を聞いていたら頭がいいですし、物知りですよね。

 ――最近は田中将大投手(26=ヤンキース)らがアイドル好きで知られるが、イチ押しのアイドルは

 松本:あまり興味がないんですよ。AKB48とかでもメンバーの名前が分からない。今いる人たちは…名前があまり出てこないです。辞めていった人たちは分かるんですけど…。

 新人合同自主トレ2日目となった10日、松本は高校3年間の走り込みの量が少なかったという自覚通り、前日に続いてランニングメニューで苦戦。それでも「走るのは苦手ですね。でも、投げる体力はあります」とピッチングでの挽回を予告した。鷹のドラ1右腕は、ほんわかな雰囲気そのままにマイペースに階段を上っていくつもりだ。