楽天・則本 今季も完投にこだわる!

2015年01月10日 11時00分

大投手の道を歩む則本

 楽天の則本昂大投手(24)がプロ3年目の2015年シーズンも完投へのこだわりを見せる。

 14年は14勝10敗の成績ながら9完投、7完封をマークした則本は「完投にはこだわりたい。先発としてマウンドに登って最後まで立っているのは格別なものがある」と白い歯を見せた。

 中継ぎ、抑えの役割分担が明確となった現在の野球では14年に沢村賞を獲得したオリックス・金子の完投数がわずかに4と先発完投型の存在は貴重になってきている。金子も「完投数の規定(10完投)をクリアしたい」と目標にするほどだ。

 則本が理想とするのはヤンキース・田中。2011年に14完投をマークした田中の背中を追いかけるうちに則本は14年パ・リーグ最多の202回2/3を投げ204三振を奪った。

 11月15日の日米野球第3戦(東京ドーム)では先発し5回完全の好投。4投手の継投でノーヒットノーランを達成する呼び水となった。メジャーにも「ノリモト」の名前をしっかりと刻んだ。

「開幕戦でいい思いをしたので」と則本は完投にこだわる理由を説明する。昨年3月28日の西武との開幕戦(西武ドーム)でプロ初完投勝利を飾った時の喜びが完投への意欲となっているという。

 メジャーでの球数制限や投手の役割分担など時代の波に逆らいながら、則本が大投手への道を着実に進んでいる。