オリックス球団トップ2人が“200億円軍団つくる!”

2015年01月08日 11時00分

大補強の継続を宣言した西名球団社長(左)と瀬戸山球団本部長

 新年早々、オリックスが常勝軍団形成への本気度を示した。今オフは総額41億5000万円(推定)の大補強を行ったが、西名弘明球団社長(70)と瀬戸山隆三球団本部長(61)の球団トップ2人が、いずれも「今オフの補強で終わりではない」と明言。“最強オリックス”をつくり出すために、まだまだ今回のようなウルトラ戦力アップを続けていくというのだ。

 

 オリックスの気合はハンパではなかった。6日の合同年賀式で西名社長は「がんばろう神戸をスローガンに戦った(阪神・淡路大)震災から節目の20年。もう一度、野球で阪神地区の方々を元気づけたい」と力強くあいさつしたが、目指すのは今年の優勝だけではない。常勝球団・最強オリックスをつくろうと燃えているのだ。

 

 今オフは日本ハムからFAの小谷野、アスレチックスからFAの中島、元広島のバリントン、元DeNAのブランコを獲得。さらに国内FA宣言したエース・金子の慰留にも成功し、計41億5000万円(推定)の大補強となったが、これも序章に過ぎない。

 

 西名社長は「一昨年、昨年のドラフトで獲った選手たちが中心になるまで少なくとも2、3年はかかる。高校生なら5年。今の体制がいつまでも続くとは思っていない。常勝軍団をつくるためには同じ年数は補強を続ける」と明言。瀬戸山本部長も「やはり常に優勝争いに絡むチームを作ろうと思ったらお金はかけないといけない。今年のチームが必ずしも来年も必ず機能するとは限らない。宮内オーナーも西名社長も同じように考えている。まだホップ、ステップ、ジャンプのホップの段階。(次に進むために)米国帰りの選手やFA選手、それだけの価値のある選手にはそれなりの補強費をかける」ときっぱりだ。

 

 もちろん、その獲得候補の中には元オリックス戦士のイチロー(ヤンキースFA)の名前も含まれている。あくまで本人の気持ち優先だが、帰ってきてくれるなら、いつでもウエルカムだし、イチロー以外の大物選手にも必要とあれば、果敢にアタックする構え。最強オリックスづくりのために、今オフ級の大補強を5年は続けるつもりでいるわけだ。