米大リーグ機構(MLB)公式サイトは18日(日本時間19日)に「MVP投票、お気に入りは誰?」というタイトルの特集記事を掲載し、同サイトの記者ら101人に行った模擬投票の結果を発表した。1位を5点、2位は3点、3位は1点で集計した。ア・リーグはエンゼルスの大谷翔平投手(27)が1位票91票を獲得して断トツだった。

 同サイトは17日(同18日)時点でメジャートップの39本塁打を放ち、86打点、18盗塁、OPS(出塁率+長打率)1・007、投手としては92回を投げ112奪三振、防御率2・93の大谷について、「(MVPに)満場一致で選ばれたわけではないが、近かった。今後何年も語り継がれるであろうキャンペーンの真っただ中にいる」と大絶賛した。

 2位はブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)で1位票を10票獲得した。「8月の不振(OPS0・663)が、MVPレースで大谷を上回るために必要な3冠王獲得の可能性を低くしている」と分析。3位のレッドソックスのラファエル・ディバース内野手(24)は「リーグ1位の89打点で、素晴らしいシーズンを過ごしており、(最終的に)40本塁打を放つ可能性もある」と評価した。

 一方、ナ・リーグの1位はパドレスのフェルナンド・タティス内野手(22)で1位票60票を獲得した。2位はナショナルズのブライス・ハーパー外野手(28)で1位票19票、3位は1位票6票のドジャースのマックス・マンシー内野手(30)だった。