野球好き芸能人にDDなし 「巨人も阪神も好き」は通用しない

2015年01月05日 07時30分

甲子園球場のネット裏で観戦する渡辺謙

 独自の「アイドル論」を展開したヤンキース・田中将大投手(26)だが、逆の立場ではどうか。芸能界には熱烈なプロ野球ファンも多く、そのほとんどが「イチ押し」の球団を持っている。

 巨人ファンで有名なのが、アナウンサーの徳光和夫、SMAPの中居正広、爆笑問題の田中裕二ら。阪神ファンでは俳優の渡辺謙が、甲子園球場のネット裏最前列で熱狂的に観戦する姿が話題となった。

 昨年は「カープ女子」という言葉が流行した広島では「カープ芸人」という言葉も話題となり、有吉弘行、チュートリアル徳井、アンガールズ、ザ・ギース尾関らが注目された。

 一方、パ・リーグに目を向けると、楽天ファンで有名なのが千昌夫、サンドウィッチマン、ザ・グレート・サスケら。

 ソフトバンク党としては武田鉄矢、水島新司、藤井フミヤ、博多華丸、カンニング竹山らが知られる。

 ただ「プロ野球選手ならみんな好き」という芸能人・有名人はまれで、複数の球団のイベントに出席したりなどすれば「節操がない」と叩かれ、人気を落とす一因にもなってしまう。やはり「巨人も阪神も好き」では両球団のファンから総スカンとなるのは目に見えており、実際に敵として試合が行われる以上、プロ野球で「DD」を名乗るのは難しい面もあるようだ。

 とはいえ、最近ではKAT―TUNの亀梨和也のように、野球中継などに出演しながらも、どこのファンかを公言しない例もある。今後、野球関係の仕事がやりにくくなるためとも思われるが、田中の「DD」と近い感覚があるのかもしれない。